極楽記録

BGM制作受け付け中! BGM制作事業「キリカ工房」の主、ソロユニット「極楽蝶」の中の人、ユニット「キリカ」のギターとコンポーザー、弾き語りアーティスト、サポートギタリスト、編曲者のサエキの記録

2019年夏、軽井沢へ。

 

 

僕にとっては人生二度目の軽井沢旅行。とは言っても、前回が小学生の頃なので、もう30年近く前ということになるな。30年も経てば趣も変わる。初めて来たようなもんだ。

 

30年前、雨が降っていたのを覚えている。北野武の出資しているカレー屋さんに行ったっけ? その名も「北野印度会社」っていう。当時はバブル経済真っ盛りで、タレントショップも隆盛を極めていたのだな。

 

軽井沢は日本のバブル経済の隆盛の象徴のような場所だ。高度経済成長と共に軽井沢は避暑地として繁栄し、バブル崩壊と共に衰退していった。

付近にある浅間山といい、この辺り一帯は昭和から平成に向けて変化し続けてきた日本経済の片鱗をみることができる。

 

考えてみれば、かの有名なあさま山荘の付近に、バブル経済の象徴という形で軽井沢が発展したのは何とも言えない皮肉な話だ。赤軍派が一番憎んでいたのは「ブルジョア」と呼ばれた富裕層だ。そんな富裕層たちが、赤軍派終焉の地である浅間山のすぐ近くの軽井沢を切り開き、リゾート開発を推し進めた。見方によっては当てつけのような話だ。

あとは前述した通りの衰退が待っているわけだけど、長野県のこの一帯だけで日本の70年代~90年代史が語れるわけ。底知れぬものを感じる。

 

なんて、色々理屈っぽいことを書いてしまった。

閑話休題。そもそも何故軽井沢に行くことになったのか。

義理の父が所属しているバンドが、軽井沢のイベントにてライブ出演することになったため、その応援のために軽井沢に行った。9月の軽井沢はまだまだシーズン真っ盛り。富裕層も数多く訪れることもあり、宿代も他の観光地と比べて割高である。恐るべし、軽井沢…。

 

軽井沢レイクガーデンで写真を撮った。広大な湖とバラ園が広がる庭園。

絵になる構図が沢山あった。

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湖畔

異国情緒あふれる家並みだが、入居者や管理者が入らない物件も多いのだとか。

兵どもが夢のあと、盛者必衰のことわり、春の夜の夢といったところか。

 

それでも、軽井沢レイクガーデンには絵になる風景が沢山ある。素敵な場所だ。

 

 

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義理の父が所属しているバンドが軽井沢でライブをするということで、応援に行ってきました。寄り道がてら軽井沢レイクガーデンにて撮影。#modelphotography #fineart #ポートレート #被写体 #model #modelphoto #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #igers #igersjp #ig_japan #canon #eoskissx7 #kissx7 #一眼レフ #カメラ男子 #東京カメラ部 #軽井沢 #軽井沢レイクガーデン #garden #lake

 

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宿泊先は妻が見つけてくれた。軽井沢の二駅隣の信濃追分駅付近にある「リブマックス軽井沢フォレスト」。どことなく東南アジアのホテルを思わせる場所だった。

以前カンボジアに行ったことがあるんだけど、そこで泊まったホテルに似ていたな、と。

 

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ホテル夜景

 

 

 

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中央にはプール。9月な遊泳禁止だった。

 

 

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駅へと向かう。日本の夏の風景。

上の写真は妻が撮ってくれた。

 

撮影したライブ映像は帰ってから早速編集し、義父を通じてバンドメンバーの皆様のもとに送られた。映像を見て楽しんでくださるといいな。