turquoise octopusさんのMVに出演した話。実相寺アングルについて。

弾き語りをやっていた時に知り合ったアーティスト仲間の「turquoise octopus」さん（当時は”ヒラハラヒ”と名乗られていた）からの依頼で、彼の楽曲のMV制作を手伝わさせて頂いた。

出演は我々夫婦（主演はウチの奥さん）

撮影はこれまた我々夫婦

編集及び制作総指揮：turquoise octopusさん

立ち位置が完全に「スピルバーグ」のターコイズさんである。

Turquoise Octopus MV 「LIP」

依頼が来たのは8月の初頭だった。僕はそのとき「森のシンガーソングライター証」さんからの依頼仕事が終わってデータを入稿した直後だった。マジで驚いた。立て続けに仕事が舞い込んだので「俺、売れてるじゃん」と甚だしい勘違いをしたものだった。

それ以降、特に仕事は来てない。相変わらず介護事業所で働いている著者である。私もまだまだ頑張らねばですな。

MV制作といっても、昨今の世の中はコロナ禍であり、打ち合わせや撮影も全てリモートでこなさなければならない。屋外でのロケも、スタジオでの撮影も避けた方が無難という状況。

そんなわけで、今回の撮影場所は我々の自宅のみ。LINEでの入念な打ち合わせを行い、撮影に関しては三脚を使用、個別のシーンでは我々夫婦で交代で行うこととなった。これが新しい生活様式におけるMV制作の現場である。新時代だ。

以前に旅行に行った際に撮りためていた素材なども使っていただき、テーマに沿った感じに編集してくださった。ターコイズさんも長年映像を作っていた人だ。素材が集まってから編集終了まで短期間で終わらせてしまった。さすがである。

カメラは「canon　eos kiss x7」を使用した。長年使っている一眼レフだ。今回も良い仕事をしてくれた。

しかし、今回は色々と勉強になった。撮影中はとても楽しかった。芝居の方は、やっぱり難しい（苦笑）あまりにも自分の演技に自信が持てなくて、ターコイズさんの指示に反して後ろ向きで撮影したものもある。いや、だってね、クズ男の役なんだもの。芝居してると本当に自分が「ダメな野郎」なんじゃないかと思えてきて、割に辛かったりするものなんです（汗）

しかし、こいつはダメな男ですな。タバコ吸ってる顔が憎たらしいし（著者はもう4年前からタバコは吸ってません）、カネは借りるし、怒るし、説教するし…。