「森×音楽プロジェクト」の動画の音源アレンジを手掛けました。 Cubase Pro 11 を買った話。
コロナ禍でミュージシャンたちは仕事がないなんて話を聞くけれど、最近の私はそう暇でもない。
今仕事が無くて困っているミュージシャンっていうのは、要はライブやイベントで稼いでいた人たちだろう。人を集められないとお金集まらないもんな。
やつがれなんぞは生業が別にあって、休日に音楽活動している身である。しかも生業が介護職とくれば、仕事がなくて困ることはほぼない。音楽においては、制作と依頼仕事が主な収入源である。ライブ、久しくやってないな。今年はキリカでライブをやろうと思っていたのにな。
今年の夏ごろだったと思う。森のシンガーソングライター証さんから楽曲アレンジの依頼が来た。なんでも、ミスコンの環境系部門の優勝者「井戸川百花」さんの依頼で証氏の曲を使用することになり、その曲の編曲を私がやることになった。
以下、二曲がその成果。
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証氏の代表曲、パイオニアソング。ライブでは鉄板である。
こちらは、「緑の女神」井戸川百花さんがメインで歌うためにキーを変更、それに伴い編曲を実施。
霧深い朝の森を思い浮かべながら作った。冒頭のピアノは木の葉に落ちる雨粒でイメージ。
しかしこの「パイオニアソング」、アレンジするの3回目くらいだと思う。実は今も別件でこの曲の編曲真っ最中。
代表曲があるってすごいことだよね。おいら無いもんな。「この人と言えばこれ!」って曲。
もう一曲。こちらは先ほどと打って変わってアップテンポなナンバー。
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こちらは「どうか良い人生を」。ライブのラストで歌われる曲。
証氏のライブは賑わいの中で終わる。この曲を演奏しながら、皆思い思いに手を叩いたり、声を挙げたり、足踏みをしたり。
そんな楽し気な雰囲気が伝われば、と思い編曲した。後半は音数多くて、音の棲み分けに苦労しましたな。面白かったけどね。
上記二曲、依頼曲なんだけど、ちゃっかり自分のギターソロなんかを大きな音で入れちゃってたりするエゴ丸出しの私である。まあこれは、編曲する人間の特権ということで。
動画の最後に私の名前もクレジットしてくださっている。ありがたい限りです。
さてさて、そんなわけでコロナ禍でありながらも、ありがたいことに依頼仕事を頂けて、充実した日々を過ごしている。生業の方はボーナス少なくて参ってしまったが、それを補ってあまりあるくらい依頼仕事を受けさせて頂けている。
これからも依頼仕事を拡充させていくために、DAWソフトを新しく購入した。
「Cubase Pro 11」である。プロ御用達の一品。お値段6万ちょい。
今後、依頼仕事を引き受けていくために、機材を一つ一つプロ仕様のものに変えていくことにした。
現在、こちらを使ってまた編曲の作業中。使いこなせれば、いろんな案件に対応できるはず。最近は勉強の日々である。
少しずつ、目標に向かって進む。
決意を新たに頑張ります。