誕生日を迎える。37歳、野望が尽きないという話。
誕生日が来て、37歳になった。
「もう私もそんなになるんだなぁ」とぼーっと考えていたのだけれど、よくよく考えれば結構いい歳なのである。
ちょっと気の効いたヤツだったら課長くらいにはなっている年齢である。今までの自分を振り返ってみても輝かしい功績もなければ人様に自慢できる事柄もない。
要は普通ということ。今はこれで良いと思う。
さて、今年の誕生日はデパ地下でローストビーフやスモークサーモンを買って家で食べた。例年は妻にレストランを予約していただいて連れていってもらっているのだけど、今年はコロナの影響を考えて、主に自宅で過ごすこととなった。
デパ地下、久しぶりに来ると楽しい。
正月が来たような気分になる。「肉をグラム単位で買う」という体験は初めてだった。
少しばかり、喫茶店でケーキを食べたりした。
プレゼントも頂いた。
バックトゥザフューチャーの35周年Tシャツ。BTTFは大好きな映画。
パーマ髪によく効くヘアトリートメントと、レモンフレーバーのリップスティック。
ありがたい限りです。
最近、やりたいことや、やるべきことが増えているのと比例して、日々の日課が増えている。
カットモデルなどもやっている関係で美容についても関心が深くなった著者である。
写真を撮られる機会も増えてきたため、寝る前と起床時、顔に保湿剤を塗ってケアをしている。夜勤もあるので肌ケアは難しいところだけど、できる範囲で継続していく。
他にも、大学卒業以来、殆ど手つかずだった英語学習を再開している。
一日10分だけ、洋画DVDを観ながらシャドーイングをしている。「ビューティフルマインド」という映画を観ながら学習しているんだけど、今のところ二回目の鑑賞が終わり、3回目に突入している。
「ビューティフルマインド」って、統合失調症の数学者の話なので知らない単語が沢山出てくるし、主人公も小声でボソボソ話すので、シャドーイングの教材として向いているのかはわからないけど、やり始めて少しずつ学生の頃の感覚に戻れている気がする。
「国際関係の学科に進んだのに英語が話せない」というのが僕のコンプレックスの一つなのだけれど、少しずつでも克服していきたい。
これからの時代、日本は人口減少によって経済的不利に立たされることは必至だ。英語を使えれば、情報を取りに行きやすくなるし、家に居ながらも世界が広がると思う。
後、軽い筋トレも始めた。家で背筋を鍛える体操をしている。プロテインも飲んでいる。
現在、介護現場で働いているのだけれど、ここのところ腰に痛みを感じる機会が増えた。冬なので寒さで関節や筋肉が痛みやすくなっていたとは思うけれど、改めて「長くやっていく仕事ではない」という気持ちが強くなった。
人間の体というのは基本的には消耗品である。日常的に体を使う肉体労働で、体は確実に消耗していく。その消耗を少しでも遅らせるためには筋肉によって腰の負荷を軽減する、腰の負担が少ない動きを体得する以外にはない。現場仕事は好きではあるので何とか続けたいところだが、やはり体は大事だ。いつまで続けられるか。
閑話休題。
そうそう、鍵盤も新しいものを購入した。61鍵のもの。
今までは32鍵を使用していたのだけれど、毎回片手しか使えないというストレスとの戦いで疲れてしまっていた。61鍵にしてから感動的なほど作業スピードが上がった。
職場で動画作成の案件があり、私にもBGM制作の依頼があったのだけれど、この鍵盤を使って3時間半ほどですべての作業が終わった。構想から完パケまでで3時間半である。
時間節約は大きい。何物にも代えがたい。
こちらも今は日課としてピアノ練習をしている。課題曲はレディオヘッドの「KID A」。イントロだけ少し弾けるようになった。
しかし、ピアノというのは改めてすごい楽器だと思う。音のぶつかり合いで響きが大きく変わる。面白いね。興味が尽きない。
というわけで、日課様々である。
・スキンケア
・英語のシャドーイング
・背筋の筋トレ
・ピアノ
時間がいくらでも欲しい今日この頃。緊急事態宣言が終わったらレンタカーでの練習も再開したいし、撮影もやりたいし、音楽についてはソロでもユニットでもBGMでもボカロでもアレンジでも山ほど作りたい。
やりたいことは尽きない。
こんな風に色々と日課を増やせるのも、生活が安定していて、心にもゆとりがあるからかもしれない。若い時は日々の仕事で精一杯で、こんなにやりたいことが浮かぶこともなかったな。恵まれております。
37歳、まだまだ自分に伸びしろがあると信じている。
これからも楽しくやっていこう。