作業空間を新調する。BGM新曲絶賛生産中!
表題の通り、作業空間を新しくした。
実は、三年ほど前に今の家に引っ越してきてから、僕は机というものを持っていなかった。
作曲や編曲等の作業をするときはいつも、PC、インターフェース、キーボードをわざわざリビングにあるテーブルまで持ってきていたのである。今にして思えば、これはまあ面倒だった。
その面倒さが自分の創作の枷になっているってことはなかったと思う。そう思いたい。思いたいところなんだけど、机を導入してから作業時間が大幅に増えた。
ただいま絶賛連休中なんだけど、早速曲が3曲もできた、という認めたくない事実がある。机ってすばらしい。わざわざ用意しなくても、卓上に必要なものが全部揃っている。あとは座ってPCのボタンを押せば良いだけ。
3曲中の一曲はaudiostockにアップし、先ほど審査が下りた。
こちらです
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ギターのアルペジオによる、穏やかな楽曲。BGM作成の時はいつも「邪魔にならないシンプルなもの」を心掛けている。今回もそれを心掛けた。
元々は、iphoneの中にスケッチとして録音していたアイディアだった。こんな感じで、僕のiphoneの中にはスケッチ的に録音したものが数多くある。そういったものを、今後はどんどん形にして、品数を増やしていこうと思う。
もう一曲は、ウチの奥さんとのユニット「キリカ」の楽曲。久々ですな。こちらもアコースティックギター主体の穏やかな曲。初音ミクを使って仮歌バージョンを作ったので、奥さんにお渡し中。
最後のもう一曲は、BGM販売サイト「audiostock」主催のコンペに出品する曲。コンペに楽曲を出すのは初めてだけど、今後も合格不合格関わらず参加したい。
出されたお題に対応する。そういった鍛錬を積むことも、これからの自分にとって必要なことだと思う。
後は、ありがたいことに依頼案件を作成中。
そんなわけで、最近は机に向かって音楽を作りまくっている。
それには少しだけ真面目な理由がある。
実は、去年の11月頃から介護職の仕事の方で腰を痛めてしまっていた。
今年に入って5月ごろに、その痛みが本格化していった。振り返れば、このブログの3月の記事の段階で腰の痛みについて書いていた著者である。
上長に無理を言って5日間ともう一日休日を貰って静養することになったのだけれど、その際にグルグルと自分のキャリアについて考えさせられた。
気付けば37歳。
腰を壊してしまって、今から別の新しい仕事を始めたとしても、自分を雇ってくれる会社や職場はほぼないだろう。37歳の新人と新卒23歳の新人のどちらを選ぶかと聞かれれば、僕でも迷いなく「後者」と答える。
このままでは、腰を壊しただけのただの37歳男になってしまう。
改めて危機感を覚えた。
考えてみれば、今の環境に甘えていたのかもしれない。会社に行って仕事をする。たまに来る依頼を引き受ける。安定しているし、税務関係も会社がやってくれるし楽は楽だったかもしれない。会社務めは、結局会社に「守られている」部分がかなり大きい。
でも、自分の本来やりたかったことはなんだろう?
今の仕事は、体を壊してまでやりたいことか?
最近は立ってギターを構えるだけでも腰が痛む。それは自分が望んだことではない。
今も腰の痛みとは戦っている。正直嫌になる。
本気で戦うべき時が来たのかも。
そんな風に考えた。
曲を生産する以外にも、色々と準備を始めようと思う。