2022年、年頭所感。本年もよろしくお願いいたします。
先日妻と二人で、私の実家に新年のあいさつに行った。
ここ数年私は生業としては介護の仕事、自宅でも編曲の依頼仕事を請け負っていることもあって、年末年始も変わらず家でも外でも仕事だった。年末年始を感じるのは、実家に帰って両親に近況を報告するときくらいのものだ。先日帰省して、やっと年越しを迎えた気がした。両親二人とも変わらず元気で安心した。心配されているのはこちらの方かもしれないが。
去年は個人的に激動の一年だった。体調を崩したり、6年務めた会社を退職したり、ここ数年の中では割に苦労した一年だったと思う。幸い体調も持ち直し、仕事もすぐに見つかり、現在は落ち着いて過ごしている。
介護の仕事を生業にしている、と冒頭で書いたけれど、去年体調が悪くなったのをきっかけに夜勤業務はしなくなった。残業もしていない。夜は7時間ほど寝て、昼ご飯は弁当を持参している。以前は睡眠時間は不規則、昼食もカップ麺で済ませることが殆どだった。健康的に過ごすことを心掛けている。
そんなわけで、「健康な生活」を取る代わりに、以前の職場と比べて給料が安くなることは覚悟していた。けれど、驚くことに以前勤めていた職場と比べて月給が殆ど変わらなかった。唖然とした。
残業なし、夜勤なし、で、月給が変わらない。今までの6年間は何だったんだろう……。
世の中、どうなってるのかね。
そんなわけで今、依頼制作などを行う作業時間が確保できるようになった。
今も、いつもお世話になっている「森のシンガーソングライター証」さんのアルバム曲の編曲作業の真っ最中である。
休みの日は特別に用事がない限りはパソコンに向かっている。仕事の日も、寝る前の1時間は作業時間だ。ありがたいお話です。
思えば、退職したのも良いきっかけだった。在職中、自分のやりたいことをやるために「いつか辞めなければ」とずっと思っていた。そういう意味では、「退職」も次のスタートのための狼煙だったということかもしれない。
今後は生業の方を減らし、依頼業務をメインにしていくことを目標にしている。
動画制作なんかも勉強していって、いずれは仕事を受注できるようにしようと思う。
去年一年、思うように過ごせなかった分、今年は意欲的に活動していく。
皆さま、本年もよろしくお願いします。