極楽記録

BGM制作受け付け中! BGM制作事業「キリカ工房」の主、ソロユニット「極楽蝶」の中の人、ユニット「キリカ」のギターとコンポーザー、弾き語りアーティスト、サポートギタリスト、編曲者のサエキの記録

二日目はロックハート城へ

 

 

 

前回までの牛すじ

結婚式記念日ということで記念旅行として草津慰安旅行に向かった我々夫妻。

初日の草津温泉湯畑観覧と、草津では指折りの超高々級旅館「ホテル一井」での豪華ディナーと朝食を堪能した後、次なる目的地である群馬県吾妻村にある「ロックハート城」を目指すのであった。

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さて、一路吾妻村にあるロックハート城を目指した我々。電車とバスを乗り継いで3時間ほどかけてやっとの思いで現地にたどり着いた。

僕はかれこれ8年ほどまともに車を運転していない立派な「ペーパードライバー」である。8年の間に何度か車に乗る機会はあったけれど、あまり好きにはなれなかった。でも、やっぱり地方は車で行かないと不便な場所が多い。改めて「ペーパードライバー」を卒業しようと心に誓った。

 

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小雨が降りしきる中、正門へと向かう。

 

ロックハート城、簡単に説明するとイギリスに建てられていたお城を、俳優の津川雅彦氏が購入、解体して日本に輸送、群馬県に移築して開業されたテーマパークである。あの映画「翔んで埼玉」の撮影で使用されるなど、芸能関係筋の人々にとってはロケ地として超有名な場所だ。詳しくはwikipediaを参照されたし。

 

ja.wikipedia.org

 

しかし、いかに俳優といえど一個人がイギリスで城を購入して本格的に日本に移築するとは、日本のバブル経済期の凄みを感じる。国家事業並みの出来事である。当時の日本の好景気っぷりがよく理解できる。

 

 

到着と同時に我々がしたことは、まずは腹ごしらえ。長旅で空腹だったな。

 

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映画ロケの際にスタッフや出演者に振舞われるという、その名も「ロケ地カレー」。

ズッキーニやパプリカ等を使用したお洒落なカレー。美味でした。

 

 

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丘から城を望む。森に佇む古城はとても神秘的だ。

城壁を戦略的に観察してみる。見上げてみると、いかにこの城壁が防壁としてすぐれているかが理解できる。攻め入ろうとして登っても、上から撃たれ放題だろう。

 

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戦略的に計算された、まさに要塞。

 

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曇り空も相まって、不穏な美しさを有するロックハート城。

 

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これを一つ一つ石単位で解体して、シベリア鉄道や船舶で輸送し、再びここ群馬で組み立てるなんて、物凄いスケールの話だ。

 

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僕だけではなく、奥さんの方も楽しんでくれたようだ。

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散歩中のアヒルたちはロックハート城のマスコット的存在。自由に歩く姿が可愛らしい。飼育係の方がとても気さくで親切な方だった。

後になってロックハート城の公式インスタグラムをフォローさせて頂いたのだけれど、飼育係の方は「白土おじさん」と言うそうだ。アヒルの性格について教えてくれた。優しい方でした。その節はありがとうございます。

 

そんなわけで魅力いっぱいのロックハート城だった。帰りは上毛高原駅までタクシーに乗った。さっきも書いたけど、やっぱりクルマで行くことを前提に作られているのだな。

 

次回はクルマで行こうと心に誓った著者である。クルマで行けば、それこそ衣装や機材を一色運んで撮影ができる。ウチの奥さんはコスプレ等をやる人なんだけど、本格的に機材を導入して撮影ができるし、音楽活動の際のMV撮影の素材も自分たちで撮れる。やりたいことや選択肢が一気に広がる。

 

実は今月の頭からペーパードライバー講習に通っている著者である。徐々に運転に慣れていって、また機材を山ほど積んで再訪したい。

ありがとうロックハート城! 楽しかったです。また来ます!