極楽記録

BGM制作受け付け中! BGM制作事業「キリカ工房」の主、ソロユニット「極楽蝶」の中の人、ユニット「キリカ」のギターとコンポーザー、弾き語りアーティスト、サポートギタリスト、編曲者のサエキの記録

慣れ親しんだ飲食店(チェーン店)に送るエール。~コロナに負けるな!~

昨日は夜勤明け。

 

夜勤明けの僕の個人的な楽しみの一つとして、秋葉原アトレ1Fにある「丸亀製麺」に行くというのがある。夜勤業務がある方々は皆それぞれ楽しみがあると思う。例えば、「夜勤明けに飲むビールが最高」などなど。お酒が体質的に受け付けな僕は、健康健全に「とろ玉うどん」と「かしわ天」を食すわけである。

 

昨日は絶望した。

 

アトレ秋葉原店は現在、コロナウィルスの影響により食料品店以外は営業を自粛している。「丸亀製麺」に続くはずのエントランス。その冷徹な金属で構成されているシャッターは無情にも降ろされていたのだった。

自粛のための臨時閉店である。

わかっている。これが正しいことなのは重々承知である。命を守る行動、それがすべてだ。夜勤明けのうどんが美味なのは、平和である証だったのだ。今は、コロナウィルスの猛威によって、すでに平和な日々は過ぎ去っている。

頭では十分すぎるほど理解している。それなのに、何なんだ、この悔しさは?

 

降ろされたシャッターの前で立ちすくみながら、僕は独り涙をこらえている自分に気が付いた。映画館、ライブハウス、歌声酒場。俺の好きなものをとことん奪いやがるコロナウィルス。お前マジで許さねぇぞ。

 

そう心に強く思った。

 

結局僕はそのまままっすぐと家路につき、自転車に乗って10分ほどの場所にある地元の「丸亀製麺」へと向かうのだった。その日は奮発して「牛とろ玉うどん」を食した。夜勤明けはやっぱりこれやな。

 

そんなわけで、大ピンチである。

コロナウィルスのせいで、いつもの日常が徐々に変質しつつある。以前は名前ばかりで全く機能していなかった「緊急事態宣言」も、徐々にその姿を表しつつある。

いや、とても良いことだと思います。かく言う僕も「緊急事態宣言」というか「都市封鎖」を4月初頭から実施してほしかった人間である。早いうちに手を打てば、長い目で見れば経済的損失は軽く済むはずだと思った。このままいけば万単位の人間が亡くなる。コロナ対策が主に経済対策に中心に進んでいるのも解せない。人の命あってこその経済である。経済の観点から言っても人は「資源」だ。お金を作り出すのは人間だろ?

 

「緊急事態宣言」「都市封鎖」は大歓迎だ。しかし、自分の大好きな店が補償されず消えていくのは心苦しい。現在、企業に対して都道府県を中心に補償する動きが出てきているが、それでも潰れる店は潰れる。何とかならないものだろうか。

 

そんなわけで今回は、微力ではあるが僕の個人的に大好きな飲食店について書いていこうと思う。僕の日常を構成していたチェーン店の皆様。まだまだ存続してほしいと願うばかりです。

 

 

1:丸亀製麺アトレ秋葉原

loco.yahoo.co.jp

 

まずは前述した、ここ。夜勤明けは必ずここ。

他店舗と比べて狭い、メニューも少ない。いつも「とろ玉うどん」を頼むのだけれど、最近は3割の確率で玉子の黄身が割れている。店員さんが一か月に一度チラシをくれるのだけれど、最初の頃は「これ要ります?」と説明もなく差し出してこられたため「これって、なんですか?」と聞き返さなければならなかった。

そんなわけで色々とあるのだけれど、立地的に帰り道だし店もフードコートのように開放的なので入店しやすい。

本当は地元の大きな「丸亀製麺」の方がメニューも豊富だし、店内もスーパー銭湯のお食事コーナーのように広くて最高なのだけどね。そちらの店舗は身バレが怖いのでリンクは差し控えます。

 

 

 

 

2:しゃぶ菜 マルイ北千住店

www.hotpepper.jp

 

しゃぶ菜。妻と休日が被ったときはたまに利用する。

ここはランチがコスパ最強。豚肉と牛肉の皿が一皿ずつついて、野菜や麺類は取り放題、ごはんお替り自由。それで税込み1000円ちょっと。二人で二千円ちょっと。エポスカードのポイント貯まる。ランチが最強。むしろランチでしか行ったことない。

しゃぶ菜のランチは方々で評判のようで、ネットで検索すると色んな人がブログを書いていますね。信頼に厚い。

 

 

 

3:とんかつ新宿さぼてんアトレ亀戸

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我が家では、妻の給料日はハーゲンダッツを買う、僕の給料日にはとんかつを食いに行くことが定例化している。うまいよね、とんかつ。ごはんと味噌汁、キャベツがお替り自由なのも良い。

ここは従業員の女性の方が対応がとてもお上手である。割烹着を着て、見た目には「お母さん」という感じ。てきぱきと動かれていて、見ていてこちらも「頑張って働こう」という気持ちになる。チェーン店だし、わざわざここを選ぶ必要はないのかもしれないが、我々に関してはこの「お母さん」の顔を見に行っているわけである。

給料日、とてもうれしい日に食べるとんかつ。今月もがんばるぞ、と思える。

 

 

 

4:牛角北千住駅前店

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焼肉。焼肉は神である。ゴッヅオブゴッド。

我々夫婦にとって牛角の「お気軽コース」は節目の気合い入れの儀式となっている。

M3などの即売会の前、去年は大みそかに気合いを入れて新年を迎えるべく食しに行った。

ゴッヅオブゴッド。店も暗くてジャズが流れていてお洒落。他の牛角の店舗と比べてもゴミゴミに混んでいることもなく、比較的ゆったりと時間を過ごせる。ゴッヅオブゴッド。

 

 

さてさて、どれもチェーン店ばかりである。

どのお店も、僕の日常の中にある店だ。そんな店が、コロナウィルスの猛威にさらされているのだ。慣れ親しんだ安心して来店できる店が、危機に瀕している。何気ない日常が奪われる。そのことが悔しいのである。

営業中のお店も、コロナ対策で大変な思いをされていると思う。消毒液は足りているだろうか? お客も「良い客」ばかりではないし。スタッフの方々も苦しい思いをしていないだろうか?

今回のコロナ騒動で、自分の馴染みのチェーン店の数々がいかに自分の日常を応援してくれていたのかがよく理解できた。安心できるお店で食べる、少しだけ贅沢なごはんやリーズナブルなランチ。我々はその中から日々の活力を貰っていたのだ。全てのお店が以前より美しく神聖な場所に思える。

今は不要不急の外出は自粛しているため来店できない。溜息をこぼすばかりだ。

 

また何も考えずに楽しい気持ちで来店したく思う。

収束したら、お金沢山つかうぞ!

がんばれ! 飲食店!

皆さまは、私たちの日常の応援団。今日は僭越ながら私からエールを送らせていただきました。