極楽記録

BGM制作受け付け中! BGM制作事業「キリカ工房」の主、ソロユニット「極楽蝶」の中の人、ユニット「キリカ」のギターとコンポーザー、弾き語りアーティスト、サポートギタリスト、編曲者のサエキの記録

「ボカコレ2021春」に、「Puddle and rainbow」を投稿しました!

 

 

日付変わって昨日よりニコニコ動画内で開催中のイベント「ボカコレ2021春」にて、新曲をアップしました!

「ボカコレ」というのは「ボーカロイドコレクション」の略で、初音ミク巡音ルカ等のボーカロイドたちの歌う曲の祭典である。

昨日と今日、ボーカロイドを使用した楽曲を作るクリエイターたちが一斉に楽曲をニコニコ動画内に投稿する。私は昨日の0時に投稿したのだけれど、その時点ですでに1000曲近くの曲が投稿されたのだとか。

今後もイベントの回数を重ねるごとに投稿される楽曲数も増えていくものと思われる。凄いよね!

 

私が投稿した楽曲はこちら!

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雨上がりの爽やかさ、水溜りの中を駆け抜けるような疾走感が特徴的な楽曲。

 

この曲を書いたのは、丁度二十歳のころだったと思う。

当時僕は大学の先輩の誘いで、女性ボーカルのいるバンドにいたのだけれど、その時に先輩から「曲を作ってきてほしい」と頼まれたのが切っ掛けだった。

家に帰ってギターとエレクトーンを使って、カセットテープMTRに録音したのを覚えている。作曲から作詞、録音まであまり時間は掛からなかったと思う。殆ど本能的に出来た曲。たまにそんな感じで、時間を費やさずにパッとできる曲っていうのがあったりする。

 

歌詞に関しては、当時自分の中でブームだった村上春樹氏の小説の影響が少なからずあると思う。村上氏の小説は大学時代に、当時出版されていた長編、短編全てを読破するほどドハマりしていた著者である。

あまり直接的な言葉は使わず、意識して比喩や暗喩を使って作詞した。

固い言葉は使わずにサラリとした語感を多く用いることにした。

 

曲調に関しては、ポップで歌いやすいロックを目指した。

クランベリーズ、ズワン、ウィーザーなんかの洋楽ロックを参考にした。なんて書いても90年代やゼロ年代の洋楽を知らない方には「?」って感じですよね(汗)

 

ぜひご一聴ください!

 

しかし、ボカコレというイベントの凄さには驚かされる。

日本にはこんなに大勢のクリエイターが居て、開始早々に1000を超える楽曲がネットの海に放流されている。しかもどの曲もプロ顔負けのクオリティ。凄いよね! 

日常生活でボカロやってる人に会ったことないけど、みんな普段どこで何してるんだろうね?

 

そんなボカコレも今日の0時には終了する。楽しみたいと思う。