【BGM制作】企業案件を二件ほど受けた話。
とは言っても、以前勤めていた会社のPR動画に使うBGMである。
身バレやら本社からのお叱りやらの問題があるので、今までこのブログでも書いてこなかったのだけれど、今は退職したし言ってしまえば私も会社側からしてみれば「外部の人間」なので、少し書いてみようと思う。
二曲とも、楽曲自体「良くできている」という自負もあるので、この場を借りて皆様にも、その成果をみていただければ、と思います。
一つ目。
こちらは、この動画のために制作した完全オリジナルBGM。
曲名は特に決めていないけれど、上品で清潔感のある、都会的な雰囲気を重視して作った。上長からの指示も、そのような感じだったと記憶している。
ゲストハウスのある港区芝浦は、高層マンションに囲まれた大都会だ。その雰囲気を、楽曲で伝えたかった。
ちなみに、サムネにもバッチリ映っている著者。このころはカットモデルなんかをやっていた関係で、パーマがものすごいことになっている。
総監督を務めた方が個人でドローンを所有していたので、そちらを使用して撮影されたため、かなり現代的な絵作りになっている。
動画序盤から、手持ちカメラでは出せない滑らかな映像が続く。途中で挿入される画像に関しては、今や私のBGM制作の常連さんでもある「NS」さんが担当した。
外部業者を使わず、すべて事業所のメンバーだけで企業CM並みの動画を作り上げた。
クリエイティブなメンバーに恵まれた芝浦アイランドでした。
二つ目はカラオケ音源。superflyさんの「愛をこめて花束を」を制作。
ポップソングを楽譜を見ながら再現したのは、これが初めてだった。
頼まれた際は二つ返事でOKしてしまったが、家に帰って改めて楽曲を聞いてみて凍りついた。「こりゃやべぇ、難しい…」。ポップソングって何気に難しいんだよね(苦笑)。
でも、楽譜を見ながら録音していくうちに、この曲の構造がよく理解できた。
ストリングスの絡め方や、ボーカルの越智さんの得意とする歌の引き出し方等、色々と勉強になった。
「音」の一つ一つにちゃんと意味があって、楽曲の展開にもドラマ性がある。まだまだ勉強が足りない自分にも気が付けたし、何よりも、作っていて楽しかった。
6分30秒あたりに、制作風景まで映していただけている。ありがたや。
こちらも一大プロジェクトでしたな。やることの規模とクオリティが「有料老人ホーム」のそれじゃない。すごいよね。現場、大変だっただろうな。
さて、そんなわけで、動画BGM制作なら我が「キリカ工房」にお任せを!
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