極楽記録

BGM制作受け付け中! BGM制作事業「キリカ工房」の主、ソロユニット「極楽蝶」の中の人、ユニット「キリカ」のギターとコンポーザー、弾き語りアーティスト、サポートギタリスト、編曲者のサエキの記録

映画

9月16日は「BATMAN DAY」なので、バットマン出演最新作「ザ・フラッシュ」について書いてみる。

鑑賞からだいぶ経ってしまったが、改めてレビューをば! 思わぬ感動作となった映画「ザ・フラッシュ」! 来る9月16日はなんと「BATMAN DAY」なのだそうな。そんなわけでバットマンに心を奪われて久しい私も、この機会にバットマンの話をしてみようと思う。 …

シン仮面ライダーを観た! 荒唐無稽という名の、懐の深さについて。

やっぱりどうしたって二大ライダーのそろい踏みには胸が熱くなるよね。 平日の昼間なのに、館内はほぼ満員! ウルトラマンと並ぶ、日本を代表する一大コンテンツの一つである我らが仮面ライダー。上映前、心躍った筆者である。 初代「仮面ライダー」に関して…

「仮面ライダーBLACK SUN」。赤軍派闘争、日本のダークサイドを描く!

生物的なルックがカッコいい「BLACK SUN」。 先月には10話全て観終わっていた。その後、今に至るまでこの作品のことを時折考えている。個人的には久しぶりに興奮とバイオレンスを堪能できる良作だった。「お涙頂戴」の感動ポルノ作品が多い現代コンテンツの…

「シン・ウルトラマン」、ネタバレなしで感想を書いてみた。

劇場版パンフレットは迷わず購入! はっきり言って、私はウルトラマンが大好きだ。 子供の時はソフビ人形で遊んでいた。それこそ、小学生高学年の時くらいまで。 母親には何度も「そろそろウルトラマンを卒業しなさい」と言われたのを覚えている。 何度言わ…

映画「ザバットマン」、DC映画の原点回帰! ネタバレなし。皆、映画館へ走れ!

今回は探偵バディモノ! フィンチャー監督の「セブン」を思わせる異色作! 大当たり!! 個人的にはこの5年間でトップテンクラスの、最高に楽しい映画だった。 バットマン映画と言えば、ノーラン監督の「ダークナイトトリロジー」という大ヒット作品があり、…

「マトリックス レザレクションズ」が描いた「現実」。ラナ・ウォシャウスキーがつけた「落とし前」とは?

TOHO CINEMAS 日本橋にて鑑賞! 遅まきながら、昨日1月15日に鑑賞。鑑賞後は正直「お通夜ムード」だった著者である。10代のころ、頭をブン殴られるような衝撃を与えてくれた伝説の作品が、ただの「ハリウッドSFアクション」に成り下がってしまったような気が…

恐れ多くもシン・エヴァの話をしてみる。「承認」ではなく「愛」の価値に気づいた少年。

早くもアマゾンプライムでも配信開始しましたね。 ※本ブログには問題ない程度に本作のラストに触れた箇所があります。 公開から時間も経っているので問題ないと思いますが、本編未見の方はご注意ください。私も映画好きなので、念のため。 さて、エヴァに関…

ゴジラvsコング 怪獣映画に人間ドラマは不要だ!

トカゲとゴリラのマジ喧嘩! 特撮怪獣映画に「ストーリーの深み」やら「人間同士のヒューマンドラマ」を求めるのは筋違いというものだ。怪獣映画なんてものは、はっきり言って観たあとで何も残らない。 オキシジェンデストロイヤーの仕組みや、メカゴジラの…

「ガメラ2」は90年代特撮映画の最高峰だ! 4K HDR版上映! 丸の内ピカデリーでその雄姿を観た!

ドルビーシネマにて復活! 常々思うのだけど、日本国民、皆繊細すぎやしないかと思う。 映画館で受けがいいのは「全米が泣いた」超大作だし、 みんな胸キュン恋愛ドラマが大好きだし、 「鬼滅、超泣いたよ!」が一つの自己アピールになっているきらいがある…

「鬼滅の刃 無限列車編」 ー私たちは煉獄さんから何を受け取るべきか?ー

鑑賞したのはもう何日も前なのだけれど、今更ながらレビューを書く。 久しぶりのビッグウェーブである。ここ数年で日本全土老若男女問わずの一大ブームが他にあっただろうか。少なくとも私の記憶にはない。 コロナ禍で映画館で上映されている作品が少ない、…

映画「テネット」は難解なのか? シーン先行型映画の極北を観た!

ノーラン監督最新作! 難しいことは考えずに世界に入り浸れ! 久しぶりの完全オリジナル超大作映画の登場である。最近の大作映画といえば、コミック原作や人気シリーズの無理やり続編ばかりで気が萎えるものが多かったけれど、そうそうまだ映画界にはノーラ…

turquoise octopusさんのMVに出演した話。実相寺アングルについて。

弾き語りをやっていた時に知り合ったアーティスト仲間の「turquoise octopus」さん(当時は”ヒラハラヒ”と名乗られていた)からの依頼で、彼の楽曲のMV制作を手伝わさせて頂いた。 出演は我々夫婦(主演はウチの奥さん) 撮影はこれまた我々夫婦 編集及び制…

スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 完結した物語を無理やり続ける意味とは?

2020年初映画はスターウォーズで決めてきた! 観てまいりました、スターウォーズ最新作。 色々と話しをする前に、一度僕のスターウォーズ観を説明しておくことにする。 白状してしまうと、僕はかなりライトなスターウォーズファンである。 オリジナル・トリ…

バットマン・リターンズ ー陰キャ、非リアのためのクリスマス映画ー

陰キャVS陰キャVS陰キャの絶望的な三つ巴の戦いが始まる! 嫁さんに出会うまでの年の瀬というのは中々に憂鬱な時期だった。10年ほど前は「リア充爆発しろ」なんて言ってクリスマスをひたすら憎む人間が数多くいたな。 恋人や家族と共に幸せに過ごすクリスマ…

ターミネーターニューフェイト、偉人たちのキャリア総括

いやもうね、やっぱりこの話をするときは「2」の話からしなきゃなのよ。 僕はターミネーター2の大ファンである。以前、他のブログでも書いたことがあるのだけれど、中学生の時はVHSを持っていたので、休日が来るたびに観ていたほどである。 本当の話、僕が生…

そもそも我々日本人はどの程度ハリウッド映画を理解できているのか?問題。

大見栄を切ったタイトルである。 近頃は映画の話ばかり書いている私。映画は寝ても覚めても大好きだ。 ちょっと前までいい歳して「映画をみない大人は人としてダメだ」と割と本気で思っていた。 でも、最近気が付いたのだけれど自分に限って言えば、映画ばか…

ブレードランナーのIMAX上映を観た、という話。

さてさて、そろそろブレランの話をしようか。 前回書いた記事のせいで、最近このブログを開くといつも「ホアキン・ジョーカー」の拡大画像が飛び出してくる。物凄い映画だったんだけど、重い映画だったしそろそろ気分転換したいのが本音…。アクセス解析のた…

映画「ジョーカー」鑑賞。バットマンでは救えないヴィランたち。

パンフレット。永久保存確定ですな。 公開初日、平日の午前中だというのに劇場はほぼ満員。劇場に向かう前にオンラインでチケット予約をしていて正解だった。 DCやマーベルなど、ハリウッドでも大流行りのアメコミものではあるけれど、バットマンやスーパー…

60~70年代カルチャーへの思い。

義理の父の影響で、最近は60~70年代の音楽史を振り返ることが多い。 学生の頃からこの時代に興味関心があった著者であるが、最近改めて振り返る機会が多かったので、備忘録的にこのブログに記しておこうと思う。 今よりも音楽が娯楽の大部分を占めていた60…

ゴジラ キングオブモンスターズをIMAX 3Dで鑑賞!しかしシナリオ酷すぎ総合45点…

劇場パンフレット。鑑賞前に購入。観終わった後だったら買わなかったかも… 小学生の頃の僕はゴジラに夢中だった。 7歳の時、ゴジラ人形が欲しくて母親とおもちゃ屋を探し回ったことがある。目当てのものがみつからず母親と二人で途方に暮れたのを覚えている…